２００７年１０月２８日（日）　快晴

　今シーズンの紅葉は過去の山行で心残りのあった念願の山域、“くじゅう−黒岳”界隈をターゲットにする機会に恵まれた♪
前日の夕闇迫る“男池”からヘッドランプ頼りの暗闇行軍を行うこと３時間余り・・・・・山頂近くにたどり着き静寂の中で夜明けを待つ。
残暑が続き、耳に届く紅葉頼りは各地遅れている模様だ。
果たして“黒岳”はどうなのか？・・・・・漆黒の暗闇ではその様子も窺い知ることもできない。
夜明け間近の６時、周囲に明るさの気配が漂い始める頃、遠くの山並みに視線を向けると稜線に沿ってオレンジとブルーのグラデーションラインが浮かんでいる。
日の出も近い。
“天狗岩”は叶わなかったがここまで来た以上、何とか朝陽に映える“大船山”はモノにしておきたい。
とにかく“分岐”まではと急ぐ。
してやったり、案の定“大船山”が赤く燃えている。
樹間から見える“大船山”は赤い魔物が横たわっているようにも見えた。
しかし、これではまだ満足できない(^^ゞ
もっと良いのを・・・・・どうしても木の枝が邪魔だ。
登山道から逸れ、足元を確認しながら山腹を這い上がると絶好の場所を見つけた。
標準を超広角にセット仕直し、夢中でシャッターを切る。　
何とかイメージに近い絵を確保できたか(^^♪