忠隈炭鉱跡地の石碑

2006年4月1日、筑豊富士の現地調査をされたお知り合いのご案内で
ついに筑豊富士の山頂を踏むことができました。
筑豊富士は旧忠隈炭鉱のボタ山です。
四つのボタ山が重なるようにして形成されています。
一番高いのでおおよそ140mくらいでしょうか。
麓から山頂近くまでは普通の山と変わらない感じで草木が密生しており
これが本当にボタ山かと思います。
山頂からは360度の展望です。

穂波町郷土資料館

巻き上げ機に会えましたが本来のお目当てのボタ山に会えません。
周辺を右往左往しましたが判りません。
郷土資料館へ行って教えてもらおうと言うことで立ち寄ってみました。
玄関脇に設置された赤いポストは懐かしかったです。
ここでボタ山のビューポイントなどを教えていただきました。
中には炭鉱や農作業で使われた往時の道具や、
近郊から発掘された土器などが展示されています。

三菱飯塚炭鉱

国道201号線を福岡市方面へ進み、新飯塚橋を渡ったところで県道473号線へ左折して進みます。
お目当てに近づいているとは思いますが山が見えません???
途中にあった7−11で休憩後、“
平恒”を求めて左折して枝道に入りさらに進むと、
突然左手にこれまでお目に掛かったことの無い、あきらかに初めて目にする建造物が現れました。
説明板を見て判りましたが旧三菱飯塚炭鉱の“
巻き上げ機台座”です。
ネットで調べた“
平恒”はどうやら“ボタ山”の住所ではなかったようです。

穂波町(筑豊)

2006年2月18日、4月1日の2回、福岡県嘉穂郡穂波町を訪れました。
お目当てはかっての日本経済発展の原動力になった
石炭産業のなごりである“
ボタ山”の見物です。
そして、あわよくば上まで登ろうとの腹づもりです。
ネット検索すると正確ではないかも知れませんが
現存する唯一の“
ボタ山”があるとのことです。
その秀麗な姿から“
筑豊富士”とも呼ばれています。
当地の地理には不案内であり、ネットで調べた
平恒(ひらつね)”という地名を頼りにマップを見ながら出かけました。


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筑豊富士:06/02/18

経済発展の代償として多くの人命も犠牲になったようです。
1号機を前方より:

台座は2機あり、これは道から見て左側に位置するものです。
(説明の便宜上これを
1号機と呼びます。)
説明板の説明から想像するに大正から昭和の初期に
建造されたようですがまだまだシッカリした感じです。


1号機を後ろから:

裏手にも道があり前の道との間に挟まれた感じに
なっています。
横には民家もあり見慣れない者には一風変わった眺めです。
1号機壁面:

レンガ造りです。
長さを調節しながらコツコツと積み重ねています。
1号機を下から:

様子が判るように画像を明るくしました。
2号機を横から:

正面の道から見て右手に2号機があります。
1号機と比べると規模が小さく痛みが進んでいます。
こちらが先に建造されたのかも知れません。
やっと会えた
筑豊富士(遠賀川対岸より):06/02/18

洒落た水門もあります。
珍しい三段堰(遠賀川):06/02/18

上の画像の撮影地点には右のような堰があります。
筑豊富士(遠賀川沿いより):06/02/18

冬枯れの草原と筑豊富士・・・・・
筑豊富士(遠賀川沿いより):06/04/01

遠賀川の河原に咲き乱れる菜の花と筑豊富士・・・・・
筑豊富士
 
(五穀神信号機近くの高台の公園より):06/04/01

桜と筑豊富士・・・・・
山頂の様子
山頂からは360度の展望